2012-01-01から1年間の記事一覧

物事の本質だったり世界の真理を理系的に考えてみた

ネットで東浩紀氏の文庫本に中森明夫氏が書いたあとがきが面白いという書き込みがあったので読んでみた。そこでは東氏の先輩として柄谷行人さんが紹介されていて、要するに東浩紀は柄谷行人の歩んだ道をなぞっているという指摘がされていて確かに面白かった…

クリエイター視点と消費者目線

ここ数年のオリコンランキングを見ると、上位はAKBとジャニーズばっかりだ。この現状について音楽好きのひとたちが嘆いていたり非難するひとたちの記事は定期的に見る。 また、ライトノベルや深夜アニメなどのサブカルチャーの程度が低すぎるみたいな話もよ…

文明が退化していることを発見した12の事実

現代は野蛮だから、子供は平等に財産を相続する。昔のひとは賢かったから、長男だけが相続し、せっかく集めた財産が散逸しない仕組みをつくった。 現代は野蛮だから、戦争では本気で人間を殺し合う。昔のひとは賢かったから、戦争してもときの声をあげて威嚇…

いいベンチャーの企画ってなんだろうと考えた

先週、札幌のIVSというイベントでベンチャー企業が自分のサービスをプレゼンするLaunch Padというのがあったのだが、これが予想以上にレベルが高くて素晴らしかった。日本のベンチャーもなかなか捨てたもんじゃないし、これから可能性がまだまだあるかもと認…

E3で思った任天堂とWii Uの今後

今日はE3の初日ということで、午前中にノキアシアターで行われた任天堂の発表会を見てきました。前日、前々日とおこなわれたマイクロソフトとソニーの発表会と比較して、日本でネットから見ていた視聴者の評価は圧倒的にトップで、とりあえず任天堂ファンと…

ひきこもりのための新社会人生活

先週の月曜日の午前中、なんとなくネットサーフィンしていたら、なんと会社では入社式をやっていることがわかった。なるほど。去年までは入社式の予定がいつのまにか入れられていて、めんどくせーと、毎年、無視して行かなかったのだが、とうとう今年は連絡…

人生とは何かについて考える時

時に人間というのは、苦しかったり、しんどかったり、めんどくさかったりするような選択をわざわざしたがる生き物だ。 ようするに一時の気の迷いというやつである。一時の迷いのはずが一生モノになったりすることもある。 まあ、だいたいは若い時代にそうい…

老人を牧畜する国

昔、ひとづてにある経営者がこう評したという話を聞いた。老人ホームや介護ビジネスは仕組みとしては牧畜業だ、と。 誤解を避けるために断っておくが、これは老人を馬鹿にしているわけでも、老人ホームの経営はこう考えろというビジネス指南でもなく、ただ、…

母親の親友の話

母親の親友論には長い間だまされた。 ぼくは、正直、マザコンの気があって、母親の言葉にかなり影響されて育った。10代のときにいわれたいくつかの言葉はかなり長い間にわたって心の中の金科玉条となってぼくの人生を支配した。ぼくが独立したのは30代半ばの…

ネットが守るべき言論の自由とはなにか?

ネットでわんこ☆そば氏なるひとのブログに面白い記事がのった。 ドワンゴ川上会長「中国のようにネット言論は国で規制すべし」 - SKiCCO JOURNAL そこだけ読むと、多くのひとがこのひとは無茶苦茶いっているなと反感を持つような見出しである。ネットではこ…

ハウルの動く城がファンタジー映画の最高傑作であるわけ

ファンタジーとはなにか?現代のファンタジーの大きな源流はトールキンの指輪物語など一世紀ほど過去のイギリスの児童文学に遡ることができるだろう。それ以前はお伽噺や童話の世界になる。 つまり、もともとはファンタジーは子供に聞かせる話として誕生した…

お金持ちになりたい人は知っている雑学21選(モノポリー編)

お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選という、明らかな工作によって、はてなブックマークで人気になっているブログ記事がある。 はっきりいって中身は役には立ちそうにないと個人的には思ったのだが、似たような人生の知恵みたいな文章に見せか…

スーパーマリオ3Dランドが素晴らしいわけ

もう発売されて2ヶ月になるが任天堂3DSソフトの「スーパーマリオ3Dランド」が素晴らしい。 巷ではソーシャルゲームやスマートフォンが流行っている昨今ですが、そんな時期に任天堂が古き良きテレビゲームのひとつの究極的な進化形であるといっていいゲー…

新年ということで「悟り」について考えてみた

正月三が日も終わった。 年末年始に書きかけのブログを完成させようと何度かこころみたが、数えてみたら22本も途中で投げ出しているエントリがあった。どれもこれもそのとき書いていたら、面白かっただろうなと手前味噌ながらも思うのだが、なにしろ、今の…